細菌学

【牛の消化器感染症】⑤コクシジウム症

コクシジウム症

・コクシジウム症は、病原体が牛や豚の腸管に寄生して起こす下痢症。

宿主

・主な宿主は、牛と豚。

病原

・牛Eimeria zuernii , E.bovis など

・豚Isospora suis など

分布・疫学

・世界中で発生。

・牛

→感染経路は、オーシストの摂取による経口感染。

→1ヶ月齢~1歳未満に発生。

→ストレスによって発症(輸送、飼育環境、ビタミンA不足 など)

・豚

→1~2週齢で発生。

診断

症状

・牛

→急性コクシジウム症

 ⇒カタル性腸炎、粘血便、貧血

 ⇒死亡率:6~43%

→慢性コクシジウム症

 ⇒水様性下痢、体重減少

・豚

→ペースト状の悪臭液状便

病理

・牛:腸管の充出血

・豚:腸管の菲薄、ガス貯留

病原診断・血清診断

・牛:オーシストの検出

→これよりも前に、血便からのメロゾイトの検出も可能。

・豚:鑑定と殺を行い、原虫を検出

予防・治療

・予防:ストレスの軽減

・治療:サルファ薬などの投与

参考資料

・動物の感染症〈第四版〉

・管理人のまとめノート

オススメ記事