クイズ
No.1
セカンドメッセンジャーとなる具体的な物質名を5つ答えよ
Ca²⁺、cAMP、cGMP、IP₃、DAG
No.2
G蛋白質共役型受容体において、蛋白質が膜貫通するのは何回か?
7回
No.3
G蛋白質共役型受容体において、GTPase活性を持つサブユニットはα・β・γ のどれか?
αサブユニット
No.4
ステロイドホルモン受容体、甲状腺ホルモン受容体、レチノイン酸受容体の中で、細胞質に受容体が存在するのはどれか?
ステロイドホルモン受容体
その他は核内受容体
No.5
薬の投与量について「最大反応の半分の効果を与える量」を何と呼ぶか?
ED₅₀(50% effective dose;50% 有効量)
「最大反応の半分の効果を与える量(1個体)」または「ある動物群に薬を与えたときに、その群の半数に効果が現れる量(複数個体)」をED₅₀と呼ぶ。
No.6
薬の投与量について「ある動物群に薬を与えたときに、その群の半数が死亡する量」を何と呼ぶか?
LD₅₀(50% lethal dose;50% 致死量)
No.7
「治療係数(安全域)」を求めるための式は何か?
また、その式で求めた値が大きくなるほど安全性はどうなるか?
また、その式で求めた値が大きくなるほど安全性はどうなるか?
治療係数 = LD₅₀ / ED₅₀
治療係数の値が大きくなるほど、安全性は高くなる。
※治療係数の値が大きくなる場合とは「LD₅₀の値が大きくなる」または「ED₅₀の値が小さくなる」場合である。「LD₅₀が大きい」と投与した薬による死亡リスクを下げることができるため安全性が高くなる。「ED₅₀の値が小さい」と少量で十分な効果を得ることができるため安全性が高くなる。
No.8
「全ての物質は毒であり、正しい用量のみが薬と毒を分ける」と説いた人物は誰か?
パラケルスス
No.9
アセチルコリン(作動薬)とアトロピン(拮抗薬)の同時投与で見られる拮抗作用を何と呼ぶか?
競合的拮抗
No.10
ノルアドレナリン(作動薬)とフェノキシベンザミン(拮抗薬)で見られる拮抗作用を何と呼ぶか?
非競合的拮抗
No.11
「pD₂」とは何を表す指標か?
pD₂は「作動薬の強さを表す指標」
作動薬のED₅₀の負の対数で表される。値が大きいほど強い。
N0.12
「pA₂」とは何を表す指標か?
pA₂は「競合的拮抗薬の強さを表す指標」
作動薬の用量反応曲線を2倍高濃度の方へ移動させたときの競合的拮抗薬の濃度の負の対数で表される。値が大きいほど強い。