クイズ
NO.1
アザラシ肢症の原因であり、毒性試験の法制化のきっかけとなった化学物質は何か?
サリドマイド
NO.2
世界最大の薬害事件であり、1万人を超える患者が発生した化学物質は何か?
スモン
NO.3
視野狭窄が見られる中毒は何か?
クロロキン中毒
NO.4
三大薬害は以下のうちどれか? ただし、答えは1つとは限らない。
① ペニシリンショック
② スモン
③ クロロキン中毒
④ サリドマイド
⑤ クロマイ
⑥ 薬害エイズ
⑦ ソリブジン事件
① ペニシリンショック
② スモン
③ クロロキン中毒
④ サリドマイド
⑤ クロマイ
⑥ 薬害エイズ
⑦ ソリブジン事件
② スモン
③ クロロキン中毒
④ サリドマイド
NO.5
投与量に依存しない「予測困難な毒性」を示す個体の性質を何と呼ぶか?
特異体質
NO.6
薬物アレルギーについて、誤っているものはどれか? 2つ選べ。
① 薬物アレルギーを起こしやすい薬がある
② 症状の程度は用量が増えるほど重篤になる
③ 全ての個体に同じ確率で起こる
④ 投与した薬の薬理作用とは無関係である
⑤ 投与した薬の拮抗薬では軽減されない
① 薬物アレルギーを起こしやすい薬がある
② 症状の程度は用量が増えるほど重篤になる
③ 全ての個体に同じ確率で起こる
④ 投与した薬の薬理作用とは無関係である
⑤ 投与した薬の拮抗薬では軽減されない
②,③
《薬物アレルギーの特徴》
・薬物アレルギーを起こしやすい薬がある
→例:βラクタム系抗生物質(ペニシリン など)
・症状の程度は用量とは無関係
・アレルギーはごく一部の起きやすい個体にのみに生じる
・投与した薬の薬理作用とは無関係
・投与した薬の拮抗薬では軽減されない
NO.7
薬物依存について、身体的依存が見られるのは以下のうちどれか。 2つ選べ。
① 飲酒(慢性的な多量摂取)
② 大麻
③ LSD
④ バルビツール酸
⑤ コカイン
① 飲酒(慢性的な多量摂取)
② 大麻
③ LSD
④ バルビツール酸
⑤ コカイン
①,④
《身体的依存が見られる物質の例》
・モルヒネ
・ヘロイン
・バルビツール酸
・飲酒(慢性的に多量摂取していた場合)
※モルヒネやヘロインは「麻薬および向精神薬取締法」によって規制されている。
NO.8
ネコで不可逆性の骨髄障害が見られる薬は何か?
クロラムフェニコール
※人でも特異体質を考慮して、使用が禁止されている
NO.9
モルモットで聴覚障害、ブタで神経筋接合部障害が見られる薬は何か?
ストレプトマイシン
NO.10
ウシで歯の黄色化・茶色化、エナメル質の発育不全、石灰化抑制が見られる薬は何か?
テトラサイクリン
NO.11
ネコで瞳孔の散瞳、興奮や攻撃性の亢進が見られる薬は何か?
モルヒネ
NO.12
ウサギとサル(人を含む)の「器官形成期」に投与することで催奇形性を示す薬は何か?
サリドマイド
※アザラシ肢症が代表例として挙げられる。