こんにちは、ネコ紳士です。
現在「獣医学生×雑記ブログ」と称して、獣医学生の勉強、お金、心の話など、その他いろいろな話をマイペースに更新しています。
ネコ紳士とは一体何者なのか?
これまでどんな道を歩んできたのか?
そんなネコ紳士の生態をご紹介します!
1浪の現役獣医学生
ネコ紳士は、1年間予備校で勉強した過去を持つ私立大学の獣医学生です。
現役時代に国立1本で勝負して見事に不合格。
浪人時代は国立と私立の両方を受験しましたが、国立は不合格でした。
私立大学は3つ受験し、2つ合格、1つ不合格という結果でした。
合格した1つができたてホヤホヤ、もう一方がそれなりに歴史を持つ大学だったので、後者を選択しました。
そんな「ちょっと残念な結果」に終わってしまったネコ紳士ですが、中学時代もかなり残念な環境です…😅
地元でヤバいと有名な中学校時代
中学受験を一切考えていなかったネコ紳士は、そのまま家から1番近い市立の中学校に通いました。
「やっぱり3年も通うなら、近さが1番!」の思考回路です。
ちなみに、この時から「獣医になりたいな~」とぼんやり思っていました。
ですが、入ってみたらまぁ大変!
1年生の間はまだマシでしたが、2年生になると中だるみも出てきて、生徒のヤバさが激増です。
窓ガラスが割れるわ、なぜか反対側の建物の屋根に石鹸飛んでるわで、意味が分かりませんでした。
高校受験がある3年生、クラスの半分が「私立推薦で受験が即終了」な状態となり、真面目に受験勉強をする学生もいる中、騒いで遊び続ける人もいるというカオスな状況でした。
ですがネコ紳士、高校受験を見事やり遂げたんです!
家から1番近いという理由で選んだ地元1の進学校時代
なんと!あの荒れ狂った中学校から地元で1,2を争う進学校に合格することができました!
過去問を解いても全く歯が立たなかったのに…なぜかこの時だけ、自己採点で8割越えを記録しました。
まさに、神様が味方してくださったとしか思えません…。
しかも、この時の1番の志望理由は「家から1番近いから!」
歴史は繰り返しますね😂
結果論にはなりますが、これで獣医師への1番の近道が開けたので結果オーライです。
高校に進学してからは、明確に「獣医師になりたい!」と強く思うようになっており、特に鳥類などを診る「エキゾチック特化型獣医師」を目標にしていました。
この時、もし私立の高校に通うことになっていたら、その高校と同じ名前の大学にある薬学部に入って、薬剤師になるつもりでした。
化学はむしろ大嫌いで、単純に薬剤師の給料が良いからという、中々にゲスな思考回路でした…。
あ、でもでも!この私立の高校では「学費全額免除」まで提案されたんですよ!すごくないですか!?
しかし、現実はそんなに甘くありません。
ヤバい中学でトップレベルを誇ったところで、進学校では中の下~中の中でした。
まさにド平均です。
ここだけの話…ネコ紳士は数学が結構苦手で、夏休みに補習にかかったことがあります😓
補習を受けたのはこの科目だけで済みましたが、全般的に、興味が持てないことを勉強するのがとても苦手でした。
自分から積極的に頑張れたのは、生物と保健体育と家庭科ぐらいです。
結果、現役での受験には失敗し、1年間の予備校生活がスタートしました。
国立1本で落ちた浪人時代
興味がないことをひたすら頭に詰め込んでいた1年間は、とても辛いものでした。
勉強の内容に興味が持てなくて、苦しい、辛い、やりたくない。
でも、やりたいことを勉強させてもらうためには、これを乗り越えるしかない。
頭では分かっていても、自分の心が拒絶する…。
そんな自分と葛藤しながら1年間、頑張りました。
思うように成績が伸びず、泣いたこともありました。
2年目の受験は、国立と私立の両方を受験しました。
興味が持てないことを大学に行ってまで勉強する気はなったので、万が一この受験に失敗しても、もう1年苦しむ覚悟はできていました。
予備校に通わせてくれた両親には、感謝の言葉しかありません。
こうして、国立には落ちてしまいましたが、合格した私立への進学を決め、ネコ紳士の浪人時代は幕を閉じました。
エキゾ系獣医を目指す私立獣医大学時代【今ココ!】
晴れて夢にまで見た獣医学生になることができ、ネコ紳士は今、獣医学生を謳歌しています!
勉強したいことを勉強できるということがどれだけ幸せか、浪人時代を味わったからこそ、その有り難さを身を持って知ることができました。
勉強に追われて辛い時もありますが、「浪人時代と比べたら…」と思うだけで、どんな時も頑張れます。
大金を払って勉強しているので、自然と身も引き締まります。
動物病院や企業などに実習・見学に行くことで、将来を具体的に考える機会も、だんだんと増えて来ています。
こんなリアル獣医学生が経験したり気づいたりしたことを、これからもブログという形で残していきます!
獣医師は頭が良くないとなれないのか?
否!最後は本人のやる気次第
さて、これまでネコ紳士の獣医学生になるまでの流れをご紹介してきましたが、同じように獣医大学を目指している人には諦めずに頑張っていただきたいです。
今は辛いかもしれませんが、それが終わったころには、目の前に現れた道はとても眩しく輝いていると思います。
獣医療は未だ不明なことや、技術不足によりできないことが多々あるそうです。
獣医師のスキルや知識によっても、動物たちにしてあげられること、彼らの家族にこちらから提案できることが変わってきます。
だからこそ、その時の最善となるような治療法や提案、その方法・考えを共に導き、互いに高め合えるような仲間が増えることを、ネコ紳士は心から祈っています。
勉強以外でやっておくと得する今からできること
今、獣医師という夢に向かって突き進んでいる人の他に、
- 獣医師って具体的にどんなことをする人なんだろう?
- 他にも気になる職業があるけど、獣医師にも興味がある
そんな人もいると思います。
そこで、そんな人にはネコ紳士が獣医学生になってから、
- 「やっておけば良かったな…」と思ったこと
- 「やってて良かった!」と思ったこと
これらを、それぞれ1つずつご紹介したいと思います。
国家試験の過去問をダウンロードし、蓄積する
やっておけばよかったな…
そんな感じで、少し後悔していることがあります。
それは「国家試験の過去問の蓄積」です。
過去にこちらの記事でも書きましたが、

過去問を蓄積することで、
- 自分にどれだけの実力が求められているのか
- 似た問題がどれだけ出題されているか
- 出題傾向にどんな変化が見られるか
など、様々なことを分析することができます。
タイピングの練習をする
やってて良かった!
次は、ネコ紳士自身が既にできていて、入学後に大きなメリットだと感じたことです。
それは「パソコンのタイピングが速い」です。
獣医学生は当然、それなりに忙しい身の上であり、学年が上がると科目数も増えてきます。
そうすると比例するように増えるのが「復習・まとめを作る時間」です。
教員側から配布されるプリント(通称レジュメ)が頭に入りやすいものであればそのまま使うこともできますが、そういった科目は少ないと思っておいた方がいいです。
新たなことを研究・発見することが本職な方々なので、良くも悪くも個性がある方が多いです。
となると、必然的に自分でまとめを作らなければいけません。
全てを手で書いて整理していると、正直に言って終わりが見えません。
こんな時にタイピングができると、手で書くよりも早く、そして綺麗にまとめを作ることができます。
文字色も自由に変えることができて、消しカスも一切出ません。
手を使うこともあるけど、基本はデジタルなタイピングでまとめ、最終的にPDF化してタブレットで持ち歩ければカンペキです!
時間があるときに、少しずつ練習しておくと未来の自分が少し楽になるかもしれません。