こんにちは、春休み謳歌中の管理人です。
今回は1年生の頃の私が「やっておいて本当に良かった」と思ったたった1つのことを書き残しておこうと思います。
【絶対に】基礎科目の単位は1年生で取り切れ!
まず結論から言うと、1年生でやるべきたった1つのことは、基礎科目の単位を1年で全て取り切ってしまうことです。
基礎科目というのは歴史や化学などの一般教養の科目を指します。
主な理由は2つあります。
- 取れる単位の数に限りがある
- 専門科目に集中できない
①取れる単位の数に限りがある
獣医学部にしか在学したことない管理人からすると普通のことなのですが、獣医学部には取得単位の上限が設置されています。
これが当たり前ではないと気づいたのは4年制大学に通う友人と履修科目について話していた時のこと。
履修できる単位に制限あるじゃん?
ないけど?
え、取り放題…?
うん、あと3科目で全部取り終わるかな😊(※まだ大学2年生)
スゴイネー😂
例として私立大学である麻布大学と酪農学園大学の一部を抜粋すると以下のように書かれています。
麻布大学
1年次学生にあっては年間50単位未満、2年次以上の学生にあっては、年間47単位未満とする。
獣医学科2020年度 [V20000番台] 入学者適用
酪農学園大学
各年次において、年間48単位を超えて履修することはできない。また、一学期につき26単位を超えて履修することはできない。
2020履修ガイド
これは大学にもよると思いますが、専門科目は主に2年生からスタートします。
つまり、1年生で基礎科目の単位を取っておかないと、2年生からの獣医学の勉強に割ける時間が減ってしまいます。
また、基礎科目を後回しにしすぎると「専門科目を取ったら基礎科目の単位を取り切る前に上限に達してしまった」となる場合があります。
「基礎科目の単位が足りなくて進級できなかった(留年した)。」
ということにならないためにも、1年生のうちに基礎科目については終わらせておくことがベストです。
②専門科目に集中できない
基礎科目と専門科目の両立はなかなかにハードです。
2年生からは必然的に獣医学の内容(専門科目=必須科目)が多くなるため、時間割も思った以上にキツキツになります。
1年生で基礎科目を取り切らなかった人の中には「何で今こんなことしてるんだろ…」と虚無になってる人も僅かにですが見られました。
つまり「解剖学や生理学に時間を割きたいのに、物理の勉強もしないと…!」という状態です。
せっかく頑張って獣医学部に入ったなら勉強したいことに全力を注ぎたいですよね。
まとめ
今回は基礎科目を1年生で取り切る重要性についてまとめました。
- 獣医学部は履修できる単位の数に上限が設置されている
- 基礎科目が多いと専門科目に集中できない
基礎科目1つ1つはそこまで重たくはありませんが、それが3つ4つと増えてくると想像以上の負担になります。
学びたいことを学べないのは本末転倒です。
受験勉強を終えると、入学後すぐに履修登録があります。
遊びたい・弾けたいという気持ちを上手くコントロールしつつ、1年後の自分のためにも、取れる単位はきっちりと全て取ってしまいましょう。