学年が上がるにつれて、全員が考え始めるのが「動物病院実習」です。
将来は絶対に大動物!
まだ行きたい分野は決まってないけど、視野を広げるためにどこか実習に行きたいな…
考え方は十人十色ですが、今回は「名刺」をテーマにお話をしていきたいと思います。
名刺についてネコ紳士が気を付けていることや意識していることも織り交ぜながらお話しするので、最後まで読んでもらえると嬉しいです!
そもそも名刺って必要?
この記事を書いている時点で、ネコ紳士は「名刺はあった方が良い!」という立場なのですが、そもそも名刺は必要なのでしょうか?
結論から言うと、名刺を作って相手に渡す行動は、未来の自分のために種をまく行動です。
その理由を2つお話しします。
① 自分の「本気度」を相手に伝える
実習で名刺を渡すと「え、名刺持ってるの?」と言われることが多いです。
もちろん学年にもよると思いますが、実習先の先生方の反応からも名刺を持ってくる学生は少ないと考えられます。
名刺を渡す学生が少ないということは、それだけ実習先の先生方や看護師の方々に強い印象を残すことができます。
また、名刺には自分の電話番号やメールアドレスも記載するのが一般的なので、病院との繋がりを残す1つの手段にもなります。
ネコ紳士の実習先に勤めていた獣医師の先生で、「獣医師として働かないか」というスカウトのような連絡が来て就職を決めたという先生にもお会いしたことがあります。
具体的に将来の就職を考えている病院であれば、
- 名刺で相手に強い印象を与える
- 病院側からも連絡が取れるような手段を残して「繋がり」を保っておく
この2つを名刺で押さえることができます!
② 会話をするきっかけにできる
ネコ紳士が考えるもう1つのメリットが「会話のきっかけ作り」です。
動物病院で働く方々のほとんどが動物好きです。
そこで、自分の名刺に動物の写真を入れると、名刺を渡した時に「家にいる子?」「今何歳?」と向こう側から話題を広げてもらえます。
自然な会話のキャッチボールができることが多いので、その後の実習中でも声をかけやすくなることが多いです(もちろん一部の例外はありますが…)。
ネコ紳士が心掛けていること
ネコ紳士が名刺を実習先へ持って行った時に必ず意識していることがあります。
それは獣医師と看護師の方々、全員に名刺を渡すことです。
全体への挨拶に加えて、改めて一人一人の方に「よろしくお願いします」という気持ちを込めて渡しています。
もちろん、忙しくしているタイミングで渡しても迷惑になってしまいます。
休憩時間中やスキマ時間など、様子を見ながら「今なら大丈夫そうかな?」というタイミングを見計らってから渡しましょう。
「獣医師だけに名刺を渡して看護師には渡さない」というのは、自分の中で1つの差別化に近い感覚がしていて、できるだけしたくない行為です。
獣医師のスムーズな診療は、看護師の方々のサポートなしでは絶対に成り立たないと、実習に行くたびに実感しています。
病院の規模や実習期間によっては、全員に渡すことは難しいかもしれません。
それでも、将来お世話になるかもしれない病院であることも事実なので、自分のできる限りのことをする心構えが大切だと思います。
まとめ
- 名刺は実習先に覚えてもらうための便利アイテム
- 名刺を渡す学生は少数派!
就職を視野に入れている病院で印象・ご縁を残せる - 名刺に動物の写真を入れて会話を広げる
- 渡せる人には全員に名刺を渡す
- 名刺を渡す学生は少数派!